他国とはここが違うシンガポールでのF1グランプリ

F1レースはほとんどの国が専用のサーキットで行われますが、シンガポールで開催されるF1は、モナコグランプリと同様に一般道路を封鎖して市街地サーキットで行われます。レースマニアにとって市街地のコースは沢山の魅力があるレースで、是非とも見に行きたいレースです。アジア地区では唯一の市街地のサーキットでのレースになるので、日本から現地に行くにはとても行きやすい国といえます。市街地のレースは、オーバーパスがしにくいことから低速での勝負が多く、マシンの性能不足でもドライバーテクニックで勝敗が決まるレースが期待できます。狭いコースもある全長5キロメートルの市街地サーキットを61周、300キロ走行しなければならないので、ドライバーに掛かるストレスは大きいですが、それだけ観客には見どころがたくさんあります。

シンガポールで行われるF1グランプリは興奮がたくさん

F1のグランプリが人気の高いヨーロッパでの中継がしやすいように20時開催のナイトレースが行われるようになったのですが、暑い気候の熱帯地方であるシンガポールで行われるF1は、夜間涼しくなるナイトレースが観客にもレーサーにもレースを楽しむことができる最適な環境となったのです。そして、もっとも大きいレースの魅力は迫力にあります。専用サーキット場ではないので、観客と会場の距離が近く時速300キロで走り抜けるレースには耳栓が必要なほどの爆音です。その為他のサーキット場では体感できないほどの一体感と興奮に包まれ、一度市街地サーキットを観戦に行くとやめられなくなる事でしょう。また直ぐ横では世界中から音楽アーティストが集まりライブが開催されます。一流アーティストのコンサートもありサーキットは最高な盛り上りを見せます。

シンガポールグランプリでの見どころ

カジノや高級ホテルがありF1のグランプリが開催されるこの時期には、モナコやヨーロッパと同じようにリゾート地として楽しめるシンガポールとなります。お勧めなのはコースを見下ろすことのできる最高のホテルです。コース上最大のスピードが出るといっても過言ではない場所にあるホテルでは、オーバーテイクする展開を見ることもでき観戦するには最高の場所です。コース上には様々なホテルが立ち並んでいるので、自分の興味のあるコース上のホテルからレースを見るのも良いでしょう。サーキットでは4つのゾーンに分けられ、それぞれチケットが違います。スタートやゴールが観戦できるエリアやサーキットと一緒にライブも楽しめるエリアもあります。勿論すべてのエリア共通チケットもあり、自分に合ったエリアチケットで楽しむこともできます。